鉄扇 扇の親骨部分が鉄で出来ている「鉄扇」は、戦国の世から護身用の武具として、また舞の道具として数多の武将たちに愛用されてきました。現在、その『末広がり』の形状と、武将たちの武運にあやかる縁起物としても人気があります。
豪華な金地の扇には、「木瓜」の家紋、もう片面には織田信長が旗印に使った3つの永楽通宝と花押が入る。信長は幸若舞(こうわかまい)の『敦盛』を好んで舞ったという。 桶狭間の戦いに赴くにあたっても、謡い、かつ舞ったとされる。「人間(じんかん)五十年、化天(かてん)のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」「一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」の一節を特に好んだと伝えられている。
【鉄扇共通】
■サイズ/約24cm
■重量/約150g
■材質/鉄(親骨)、竹、紙
■付属品/扇子袋、箱入
※掛台は別売り