MRT-5242 TanaCOCORO[掌] 観音菩薩 勢至菩薩

41,800 円(税込)

無二のポージングで軽やかに舞う二尊の菩薩

モデルは大阪の重要文化財「木造阿弥陀如来及び両脇侍像」のうちの脇侍2体。阿弥陀如来の脇侍として祀られる観音菩薩(向かって右)と勢至菩薩(向かって左)は、それぞれ阿弥陀如来の慈悲と智慧の象徴。身体をひねり、片足を上げる独特の姿勢は、仏画を含む仏教美術における菩薩のポージングとしては唯一無二のもの。造形にあたっては、表情、宝冠、衣の木目など、同じように見えて実は異なる2体の細かな差異にこだわると共に、平安時代前期の像が持つ重厚な存在感を損なわぬよう仕上げている。

■サイズ/観音菩薩:高さ約175×幅65×奥行65mm、勢至菩薩:高さ約170×幅65×奥行66mm
■重量/観音菩薩:175g、勢至菩薩:175g
■材質/ポリストーン

  • 舞い踊るような姿と、わずかに首をかしげる仕草とが相まって、軽やかで可愛らしい印象を与える。

  • 菩薩が片足を上げるポーズは極めて珍しく、この二像だけに見られる特徴。