MRT-4668 TanaCOCORO[掌]/迦陵頻伽 笙

19,800 円(税込)

懸命に笙を吹く姿に心打たれる

その名は「美しい音」を意味し、仏に次ぐと言われる美声で歌うとされる迦陵頻伽は、極楽浄土の象徴として様々な仏教美術に登場する。本作は、重文「文殊菩薩騎獅像」の光背において、「迦陵頻伽 笛」と一対になっている迦陵頻伽。手にしている楽器は、伝説の鳥である鳳凰が翼を立てて休んでいる姿を模したとされる笙(しょう)。天使にも似た表情で和の楽器を操る姿は、洋の東西を一身に融合させているかのようだ。剥落(はくらく)の具合や笙に隠れた顔にもこだわって造形されている。

■サイズ/幅約83×高さ159×奥行59mm
■重量/約110g
■材質/ポリストーン、アクリル(支柱)