AV-439 CD/幻想文学名作選〜文豪の怪談〜

商品名 : AV-439 CD/幻想文学名作選〜文豪の怪談〜

価格 : 20,000円(税込22,000円)

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夏目漱石、芥川龍之介、太宰治……、近代文学を代表する文豪たちが書き残した“知る人ぞ知る”怪談話の数々。
江戸古典怪談や中国怪奇、西洋オカルトなど、文豪達の巧みな文章術が誘う幻想世界を、現代の名優達が鬼気迫る朗読で引き立てる。


【1】芥川龍之介×橋爪功(収録時間:75分23秒)
・「妙な話」
級友の村上から聞いた彼の妹、千枝子にまつわる〈妙な話〉。赤帽にまつわるその不思議な話から〈私〉はある真実を悟る。

・「奇遇」
中国に向かう小説家が原稿を催促する編集者に話した未発表の小品とは……。奇妙な中にもユーモラスな面も加味した異色作。

・「魔術」
〈私〉は魔術師マテイラム・ミスラから魔術を教えてもらった。一月後、実際に魔術を体得した〈私〉だったが……。



【2】志賀直哉×橋爪功(収録時間:67分07秒)
・「剃刀」
剃刀の名手芳三郎は体調を崩すが、多忙な時期に休むわけもいかず、苛つきながらも剃刀を当てていた。そこへ一人の若者が客としてやってきた。主人公の深層心理がスリリングに描かれた名短編。

・「范の犯罪」
中国人奇術師〈范〉はナイフ投げの演芸中に、妻の首をナイフで刺して殺してしまう。裁判では、〈范〉と妻との不仲が明るみになる。果たして〈范〉の行為は故意か事故か。そして、〈范〉は証言台に立つ。




【3】森鴎外×今井朋彦(収録時間:76分05秒)
 ・「蛇」
主人公の理学博士はある夜、宿泊した信州のとある旧家で女の狂った声を聞く。この狂女が家の若女将と教えてくれた家の老番頭から、「相談にのってほしい」とこの家にまつわるある秘密を打ち明けられる……。

・「鼠坂」
鼠坂という坂の上に突然建った戦争成金の怪しげな二階家。その新築祝いに知人たちが集まり満州の思い出を語り合っていたところ、家主が知人の一人の〈凄い話〉を話し始める。そしてその晩、事件は起きた。



【4】 太宰治×今井朋彦(収録時間:70分03秒)
・「竹青」
貧乏書生の〈魚容〉は、女房にも軽蔑され、うだつのあがらない毎日を過ごしていた。ある日、官職受験を決意して家を飛び出るが、空腹のためろくに回答できず落第してしまう。失意で帰り途中、空を飛ぶ烏を羨望のまなざしで眺めていると……。

・「魚服記」
父親と山奥に住むスワは、滝壺に飛び込んで大蛇になった少年の伝説を聞き、水底に強い憧れを抱くようになった。ある晩、泥酔した父親に犯されたスワは、滝壺に飛び込んでしまう。気がつくとスワは水底で……。



【5】川端康成×岸田今日子(収録時間:77分07秒)
・「片腕」
片腕を一晩貸ししていいという娘の言葉に、〈私〉は娘の“片腕”を借り受ける。雨外套の中に隠して自室に持ち帰り、〈私〉の好きな犖の円み瓩鬚弔韻拭畔厦咫匹鬟戰奪匹念Υ瓩靴覆ら、会話をしたり、“片腕”の母胎である娘のことを想像し、あるいは過去に関係を持った女性のことを追想する。そして〈私〉は“片腕”を自分の片腕と付け替えるようとするのだが。

 


【6】萩原朔太郎×岸田今日子(収録時間:76分55秒)
・「猫町」
北越地方に住んでいた〈私〉は、ある日軽便鉄道を途中下車して歩いているうちに道に迷い、繁華な美しい町に辿り着く。ふと気づくと、町には猫があふれていた。

・「ウォーソン夫人の黒猫」
ウォーソン夫人が仕事を終えて家に帰ると、部屋の真ん中に黒猫が座り込んでいた。戸締りは完全なので猫が入り込む余地はなかったが……。

・「死なない蛸」
水族館の地下にある忘れられた水槽の中で、蛸は生きていた。餌代わりに自分を食べ、身体が失くなっても、蛸は生きていた。

 

【7】谷崎潤一郎×蟹江敬三(収録時間:67分48秒)
・「人面疽」
女優の歌川百合枝は、自分がアメリカ滞在時に出演した神秘劇が東京の場末の活動写真館で上映されているという噂を聞く。内容を聞いても、彼女には一度も演じた覚えがなかった。しかも、映画の最初に歌川百合枝の名が紹介されるだけで、作者や監督、相手役についても一切不明であった。百合枝は映画業界に詳しいHの元を尋ねると、その映画を見た人の間で奇妙な出来事が起こっていることを知る。



【8】内田百?×蟹江敬三(収録時間:67分48秒)
・「冥途」
高い、大きな、暗い土手の下の一ぜんめし屋に、〈私〉は腰掛けていた。隣にいる客の中に亡き父の面影を見た〈私〉は急に悲しみが沸き上がるのを覚えた。

・「件」
自分が、体が牛で顔だけ人間の化け物〈=件〉になろうとは。件は民衆の前で凶福を予言し、生まれて三日で死ぬ。だが、何を予言するのか検討もつかない。

・「短夜」
〈私〉は狐が若い女に化け、葉でこしらえた赤ん坊を抱えて民家に入るのを目撃する。家の婆さんに女が狐であることを説くが、一向に信じてもらえない。

 

【9】幸田露伴×久米明(収録時間:67分48秒)
・「幻談」
暇を持て余していた武士が、毎日のように五十過ぎの船頭、吉の舟に乗って釣りに出ていた。全く釣れない日が二日続いた。二日目の夕刻、岸に帰る途中、水面に何かが出たり引っ込んだりしているので近づくとそれは極上の釣り竿だった。竿を取ろうとすると、何かが水底で引っ張っていてなかなか取れない。思い切り力を振りしびって引き上げてみると……。


【10】夏目漱石×加藤剛(収録時間:67分48秒)
・「夢十夜」
腕組みして座っていると、女が突然「もう死にます」と言う。百年後に逢いに来るから墓を作って傍で待っていて欲しいと言われ、自分は待ち続けた。時が過ぎ、女に欺されたのかと思ったとき、石の下から真っ白な百合が咲く。



■仕様/CD10枚組
■別冊解説書付(56P)
■発行/日本音声保存


 
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