昭和20年3月23日、米機動部隊は沖縄本島に向け猛烈な艦砲射撃を開始。太平洋戦争最後の決戦の幕が開いた。
大本営の命により本土決戦の防波堤となった沖縄。
米陸海空軍の大攻撃兵力18万人を迎え打つ我が軍民は、特攻を含め死力を尽くして奮闘したが、圧倒的物量作戦を誇る米軍の前には抗う術も無く、ついに文字通りの玉砕を余儀なくされた。
悲惨の極のなかで県民もまた竹槍や手榴弾を手に米軍部隊に突撃。
「ひめゆり部隊」「鉄血勤皇隊」など学徒を含む10万人に及ぶ犠牲者を出し、全島焦土と化した。
さらに沖縄県民には終戦後、新たな悲劇が待ち受けていた。
これは三ヶ月にわたる攻防戦を貴重なフィルムで綴る鎮魂の記録である。
■仕様/DVD1枚、日本語、ステレオ
■収録時間/40分
■発売/コアラブックス
■特典/年譜・秘蔵写真スライドショー